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2008年6月11日 (水)

NO42  スペイン皿と、NO40の魚紋壷の裏側

 昭和37年の残暑は特にひどく、私は激務で重病に掛かり生死を彷徨う状況で、遠方の親兄弟が皆枕元に集まった。
 私は33歳で、幼い子が二人いた。このときに親戚の世話で関連の大病院に急遽入院が出来て、輸入新薬で一命を取り止めた。会社は2ヶ月余も休まなくてはならなかった。
 妻はじめ世話になったどれだけ多くの人を心配させたか判らない。前後の状況を振り返って、よくそれを乗り越えて今まで生き残ったのが不思議な幸運としか思えない。

 全治したある日、日本橋高島屋へ行った。茶碗などを売るコーナーで安物を売るかのような無造作な並べ方で、沢山のスペイン製の陶器が重ねて置いてあった。
 値段も0を一つ足してもまだ安いと思うようだった。その内の1枚だけを買ったのが下の写真のもの。ピカソではないが、そんな作風が感じられないだろうか?これが1200円と記憶しているのだが。
 作品の良否は決して値段ではない。心に如何に響くかにある。
 重病の時の事を、居間の壁に飾ったこの皿を見ると思い起こす。
 光の反射を防ぐ為に壁の下方から撮影したが、上部の反射光を防げないのが残念でした。


下の画像は、スペイン皿


下の画像は、NO40 魚紋壷の裏側


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