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2008年11月18日 (火)

NO 104 近作・皿2枚、旧作の鉢2個、井上康徳氏の作品、実篤の皿

 初めにNO.103の先号で、黒い布の背景がブルーになる不思議な現象を述べました。
 これをカメラメーカーに問い合わせたところ、蛍光灯での撮影で、時として起こる現象で、カメラの位置、角度により発生する事が判りました。これを防ぐにはカメラの中にその場合を防ぐシステムが組み込まれている事が判り、その措置をしましたので今後は無いと思います。

 近作・大皿
 大きな皿の製作は初心者である私にとって大層難しいものです。
 陶芸の先生によれば、半径を3センチ大きくすれば(直径では6センチ増)価格が倍になるそうです。
 私は別に販売が目的ではありませんが、大きい程迫力があり、作りたいものの一つです。
 大きくなるほど縁にヒビが入りやすくなります。縁が垂れ下がるからです。
 この為に高台の直径を皿の半径と等しく広くとり二重高台にし、乾くまで縁を下支えする必要があります。縁を等しい高さを保つのも難しいのです。
 話が変わりますが、下の作品の曲線の真ん中の緑釉(織部と言います)が明瞭に出なくて、これは失敗作です。焼きあがるまで判らないのが陶芸の難しさです。
 この皿私の意欲作だけにガッカリ。
 径26cm 


 近作・大皿 落葉
 径26cm

 今春5月22日掲載。作品NO.4の多彩自由文鉢の花を植え替えてみました。


 同じく多彩トンバイ塀風植木鉢も植え替えました。


  黄緑釉線刻文皿
 井上康徳(いのうえ やすのり)氏作
 この方は50歳になる高名な陶芸家です。人間国宝の井上万二氏が父親。既に沢山の入選を果たし将来を嘱望されています。
 この皿は05年9月、銀座和光の個展で新しい感覚の作品と見て買いました。
 ご覧の通り白磁、品格のある、変わったデザインの美しい作品です。
 径21.5cm


 実篤の皿
 この道より我を生かす道なし この道を歩く

 昭和37年(1962)9月、残暑厳しい秋、私は40度を越える高熱と激しい頭痛に苦しみ、急遽入院しました。極めて難しい重病の診断で、兄弟親戚が枕頭に集まる騒ぎになりました。
 幼い子が既に2人いました。病床で思わず涙が流れ泣きました。
 それが極めて幸運にも、奇跡的な新しい輸入注射で全快しました。
 健康のために、新しい家を建て翌年引越しました。飾るものが無いので、新宿伊勢丹へ行きこの皿に遭遇しました、武者小路実篤の署名でした。
 この皿は時々方々で見ましたから、沢山作られ販売されたと思います。
 当時私は激務に次ぐ激務で、夜昼構わず仕事が怒涛の様に押し寄せていました。
 こんな事が続いたらとてもと、生きられないから仕事を変えようと考えていました。34歳の苦渋に迷っていました。
 その時にこの皿に出会いました。以来同じ道を歩いて74才で仕事から解放されました。友人の訃報が相次ぐ中で、奇跡的に救われて生きられた人生に感謝しています。思い出の皿です。
 径26.7cm


                  以上

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