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2010年4月23日 (金)

NO.269号 諏訪高島城。

 要害は必ず兵禍を被る(こうむる)、これは高遠城の解説に書かれていた。戦いとは城の取合いだったのだろうか。
 幾つもの城の歴史を調べて見ると、城主が絶えず替わっているのに気付く。それが戦国時代というものであった。安定的に同じ城主が続くのは徳川の代にはいってからである。武田信玄は自分の建てた城を持たないことで有名である。もしかしたら彼は城を建てるよりも絶えず外敵を攻めていれば、攻撃こそ最高の防御であるとの信念の持ち主だったような気がする。

 戦好きの彼は攻める方が築城よりも安上がりで、周辺に脅威を撒き散らしていれば、攻められないことを知っていたのではないだろうか。攻めて領地を取れば資産と収入の増加を招き、取った城に部下を入れて城主にすれば、部下は喜び忠誠心を増してくれるし、版図の拡大を招くのだ。

 だから信玄はこつこつ、ねちねちと絶えず小さな城を攻めて上杉謙信を立腹させていたのだ。川中島の決戦でも最後は結局信玄の勝ちであった。その点では家康に似ており、家康が信玄を尊敬していた理由が判るような気がするし二人とも経済に詳しい知識を持っていたようである。

 高島城の花
 私が小学生のとき家族で諏訪温泉に一泊したことがある。記憶では鷺(さぎ)の湯という立派な宿だった。そのときの城は石垣だけで、何も無い無味感想のものであったが、今回は天主閣も桜もあり、よく手入れされて観光価値を産んでいた。
 観光バスではこの城を1時間ほどの見物をした。
 城は以前、諏訪湖に突き出した小島に建てられていたが、諏訪湖の水面を下げる排水工事で今は町中にある。
 排水前の城は湖水に浮かんでいたように見え、浮き城と呼ばれた。
 天守閣











サンシュウの花














 諏訪は温泉が豊かである。次の写真は城に温水を引いた設備の一つ。



                                           以上

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コメント

いつも楽しみにして、拝見させていただいています。
住み慣れた町もあらためて見ると、ステキだなぁ!〜と気付かせて頂いています。

我が家の「藤」の花も、咲きだしましたよ。

投稿: 印刷屋 | 2010年4月27日 (火) 11時29分

お便りありがとうございました。高島城のところで頂きましたので諏訪の方?かと思いました。私は松本の出身です。

投稿: 杜の鍛冶屋 | 2010年4月30日 (金) 13時57分

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